クリスマスは物心ついた子供の頃よりありました。クリスマスと言えばクリスマスケーキを父親が買ってきてくれるのと母親の買い物について行って靴に入ったお菓子の詰め合わせを買ってもらうのです。妹と2足の靴のお菓子の詰め合わせを買ってもらうので、二人でお菓子を食べ終えると靴を交代で履くのです。すぐに壊れてしまうのですが、それが毎年のクリスマスの恒例のイベントでした。クリスマスケーキと言えばアイスクリームケーキが食べたかったのですが、冬に冷たいものは身体に悪いので、絶対に買ってくれませんでした。同級生が「うちはアイスクリームケーキやった」と自慢げに言うのが羨ましかったのです。一度だけ一人用のクリスマスケーキを母に買ってもらいましたが、ただの冷たいアイスクリームだったので、期待外れでガッカリした思い出があります。それ以後、普通のクリスマスケーキがええなと思うようになりましたし、アイスクリームケーキもすたれていったと思います。