1960年代の小学生時代にテレビの歌番組で歌謡曲を聴いたのが、初めて音楽に触れた時だと思います。フォーク・クルセダースが歌う「帰ってきたヨッパライ」グループ名は忘れましたが、2つの違うグループが歌っていた「ケメ子の歌」なんかがお気に入りでした。当時、GS(グループサウンズ)が流行っていました。沢田研二のタイガース、堺正明&井上順のスパイダース、ショーケンのテンプターズ、失神者続出・マキヒデトのオックス、実力派のブルーコメッツなんかがいました。駄菓子屋でGSグループのプロマイドのくじ引きが5円でした。どのグループのプロマイドが当たるのかわかりませんが、同級生のお姉さんがタイガースのファンだったので、タイガースが当ったらお姉さんにあげる決まりでした。GSが大流行したのはビートルズの影響です。微かですがビートルズ来日公演を家のブランコに乗りながらテレビで観た記憶もあります。中学生になってから、大阪梅田のLPコーナーでビートルズの日本公演の海賊盤を買いました。