カッコイイと感じるものは人それぞれ違うのが当たり前ですから、それは価値観の違いだと思います。 若い頃、そして初老になってからは自分の中でも、ものに対しての価値観は微妙に変化しています。 以前の記事で嗜好品について書きましたが、なかなか続きを書くことができなくてこの記事でなんとなく続きを書けるかな?と思ってタブレットを手にしています。 私はヴィンテージ物が好きなのですが、若い頃は古ければ古いほどカッコいいと思っていました。 デッドストック物なんか、古くて未使用なんですから、それりゃあ「キング・オブ・ヴィンテージ」と言えるでしょうね。 例えばリーバイスの501ジーンズについて書きますと20代の頃から30代前半までは、50年代、60年代のリーバイス社のオリジナル501を穿いてました。 まだ知る人ぞ知る時代で一般的にも知られてなくて価格も手頃でした。 デッドストックのXXタイプ・Aタイプ・Sタイプなど穿いてましたが、いっときヴィンテージジーンズをビジネスにしてましたから、高額商品はお客様優先で自分は66モデルの色落ちの良い安価モデルを履いてました。 阪神淡路大震災以降にレプリカジーンズブームになります。 雑誌でもヴィンテージジーンズが取り上げられるようになり、マニアックな情報は一般人まで広がりました。 そうなると私はみんなと同じ流行ものを着るのは面白くなくなるのでジーンズを穿かなくなります。 米軍実物のM-51カーゴパンツ・チノパンツを好んで穿くようになりました。
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