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ロッキー山脈を越える [124]

フォルクスワーゲンの看板を見つけました [123] の続きです。アクセルワイヤーの修理で時間をロスしましたが、お昼前に無事に修理が完了しましたので、今日中にデンバーまで行けそうです。デ・ペクからロッキー山脈の登山口で、ここから昇り坂が永遠に続きます。登板車線には長距離トラックが連なっていました。私のフォルクスワーゲンも家財道具一式を積み込んでいましたので、かなりの重量があってアクセル全開にしてもスムーズに坂を登ってくれません。なので登板車線を走らなければなりませんでした。ワーゲンの空冷エンジンにも負担をかけたくありませんでしたので、まめに休憩しながらゆっくりとロッキー山脈を登り続けました。「こんな坂道でアクセルワイヤーが切れたらえらいこっちゃな!」と思いながら新品に交換されたアクセルワイヤーを遠慮なく踏み込めることに感謝しました。トラブルもなく坂を登り終えました。眼下にコロラド川が流れていてラフティングしてるゴムボートが見えました。コロラド川沿いを走行しているとりんごを売っているトラックがいたので、りんごを丸かじりしながらロッキーの自然を感じました。キーボード奏者ディブ・グルーシンのアルバム「マウンテンダンス」のカセットテープをカーステレオで流しながらロッキー山脈のワイディングロードをドライブしていたのですが、ディブ・グルーシンの曲はロッキーのなんの汚れもなく澄んだ透き通る空気のようでした。彼がコロラド州出身者だと納得しました。私はディブ・グルーシンみたいに映画音楽を制作できるようになるためにバークリー音楽大学に入学する為にボストンへ向かっているのです。アメリカ大陸横断の目的を再確認するとすごくワクワクしてきました。

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