フジコ・ヘミングのコンサート [127] の続きです。フジコさんは「モーツァルトのピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467 第1楽章 アレグロ 第2楽章 アンダンテ 第3 楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ」をオーケストラと一緒に演奏されました。途中第2楽章の演奏が終わりお客様が拍手をされました。クラッシックのコンサートに慣れていない人だと思います。全ての楽章が終了してから拍手をするのが一般的なのですが、その出来事もフジコさんにとっては嬉しいことだったのでしょう。ソロのプログラムに「リスト : ラ・カンパネラ」とだけしか書かれていませんでしたが、フジコさんは「今日は来てくれてありがとうございます。 ショパンの?とリストのラ・カンパネラを弾きます」とおっしゃって2曲続けて弾いてくださいました。会場は最高のボルテージになり、破れんばかりの拍手喝采でした。そして手を振って退場されました。2部にはフジコさんは出演されなくて、ライプツィヒ放送交響楽団だけで、「ベートーヴェンの交響曲第5番 ハ長調 「運命」Op. 67」が演奏されました。もう少しフジコさんの演奏を聴きたかったのが本音ですが、まぁ良しとします。今回のコンサートに備えてフジコ・ヘミングさんのDVDを観て、CDを聴いて、本も読んでおりました。しかし生でフジコさんの肉声・ピアノ演奏に触れることができて感謝感激です。ありがとうございました。