普段はソーラーパワーの腕時計をしています。 休日には、一日に5分ほど遅れる機械式の腕時計と交換します。 何故かと言えば、休日ぐらい時間に支配されたくないからです。 昔は今みたいに1秒たりとも狂わない時計など存在しませんでしたから、5分〜10分ぐらい遅れる時計はざらで、みんな遅刻対策として自分の時計を5分ぐらい早めに進めていました。 そうすることで時計が遅れるために正確な時間がわからずに電車に乗り遅れたりすることを防ぐためでした。 休みの時ぐらい時間を気にしないでまったりと過ごしたいです。 スマートフォンを触ると正確な時間が判るので、あまり画面を見たくないのです。 しかし電話がかかってきたり、メールが着信するとスマホを見ないわけにはいけませんので、どうしても何時何分何秒まで正確に時刻を知ることになり現実社会に連れ戻されるのです。 そして自分の数分遅れている腕時計を見てなんか嬉しくなるのです。 そういったゆとりある日常生活を楽しみたいです。 自宅にある1960年代製の精工舎(SEIKO)柱時計は10分ぐらい遅れていますがいまだに現役です。