インセクツ誕生 [45]の続きを書きます。中学三年生になるとインセクツのリズムギタリストのなかちんが愛知県へ引っ越す事になりました。なかちんはテクニシャンだったのでインセクツにとってはかなりの痛手でした。中学一年生の時、同級生でクラスで一番ギターが上手だったフジンが「インセクツに入れてもらえるように頼んもらえないか」と私に言ってきました。それでリーダーのF君とリードギタリストのA君にその旨を話すと「オーディションしてみよう」ということになりました。フジンは長年アコースティックギターを弾いていましたのでコード・カッティングがエレキギターの奏法とはかなりかけ離れてましたが、エレキギターのコード奏法はA君が教えることで解決するだろうし、なによりフジンは歌がうたえましたので加入することになりました。
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