観葉植物の中でもオリヅルランは、とても丈夫です。 いくらでも子株が出てくるのですが、昔はちょうどよい水栽培用のガラス瓶になる瓶入りジュースが販売されていたので、空き瓶がでたら、知り合いにオリヅルランと一緒にプレゼントしていました。 瓶入りジュースが販売されなくなってから、子株は切り落として捨てるようなりました。 しかし、植物も生きものなので、できるだけ愛でてあげないと可哀想だと思い、久しぶりに洗面台の上でプリンの空きプラスティック容器でオリヅルランを水栽培しているのですが、歯を磨く時や髭を剃る時にオリヅルランを観ながらだととても気分がよいのです。 しかし植物が枯れたのを観ると気が落ち込みます。 それはこの世に存在するすべてのものについても言えるのですが、デニムとか新品よりも穿き込んだ方が味わいのあるものになるものもあります。 色の経年変化を楽しんだ後は、行き着く先は生地が劣化して破れて朽ちてしまうのです。 ビンテージカーやアンティーク達もいつかはこの世から無くなってしまいます。 そう考えると我々ヒトもネコも…