私が親父に買ってもらった2枚目のレコードが天地真里の「ひとりじゃないの」のシングル盤でした。ちなみに初めてのレコードは麻丘めぐみのシングル「芽ばえ」です。小学生から中学生に上がった頃で、ラジオの深夜番組を聴き始めて、そろそろテレビの歌謡番組からラジオの洋楽番組へシフトする時期でした。最近、70年代の頃を思い出して当時を掘り下げているのですが、天地真理の人気が半端なかった事がわかりました。発売された1枚目から6枚目まで5枚目を除くすべてのシングル盤がオリコンチャートの1位を獲得。 5枚目が1位を取れなかったのは、シングル売り上げ歴代2位のぴんからトリオの「女のみち」が1位に君臨していたからでした。 特筆すべきことは1970年〜1979年の10年間の総売り上げ枚数が2位だったそうです。1位がサイモンとガーファンクルでした。ビートルズは解散していましたし、ピンクレディとかキャンディーズとかいましたが、シングルの売り上げはすごかったと思われますが、アルバムは当時3000円ほどしていましたので、よほど良いアルバムでないと売れません。それだけ天地真里のアルバムは完成度が高かったのです。中学・高校と音大附属の声楽科に通っていたために歌唱力もすば抜けており、当初はフォーク歌手を目指していたそうです。それと2年半のマリちゃん冠のテレビ番組が放映されていたみたいです。また、マリちゃん自転車などのマリちゃんのライセンスグッズも多数販売されていたみたいです。子供から大人まで人気があった元祖アイドルの天地真里だったのです。
天地真理 [700]
