アメリカ建国200年④ [250] の続きです。 1年間の東海岸での生活を経て、念願のアメリカ合衆国のウェストコーストにあるカリフォルニア州ロサンゼルスへ転校しました。 いきなり西海岸で生活を始めることなく、その前に東海岸を経験したのはとても有意義だったと思いました。アメリカと一言でいっても北部、西部、中部、東部、南部ととてもスケールのでかい国ですから、その土地土地に様々な文化があります。1976年アメリカ建国200年の時に日本で出版された雑誌類は、主にカリフォルニアの若者文化が紹介されていたわけですから… 雑誌の写真で見た広大なキャンパス内の芝生で寝そべり、自習するのが、私なりにイメージしていたアメリカの学生でした。 私の学生生活は朝8時から授業が始まり、こなし切れない量の宿題を出されましたので、夜遅くまで宿題と格闘してました。 芝生の上で優雅に自習するどころか、睡眠不足で疲れ果てて爆睡していました(笑) ちょうどその時ラジオからすごくせつない聴いたことがない曲が流れてきました。 イーグルスの新譜「ロングラン」の収録曲「言いだせなくて」でした。 ランディ・マイズナースに代わりポコから移籍してきた新しいベーシストのティモティ・T・シューミットが歌っている曲だと知りました。 その時、自分はカリフォルニアの大学生になったのだとつくづく実感しました。
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