海辺の街で生活していて、ふと閃いたことを書いていきます

アメリカ ファッション 大阪 神戸

初めてのアメリカ製品 1 [10]

物心がついた時からコカコーラ、Gパン、シリアル、チョコレートなど、アメリカのライセンス製品には、日常的に慣れ親しんでいました。私が初めて感動した本物のメイド・イン・USAは、コンバースのスニーカーでした。高校一年生の時(1975年)に大阪梅田の阪急ファイブのお店で観たのが最初でした。5000円ぐらいしたと思います。世間では、リーガルの3000円ぐらいのスニーカーがカッコよかった時代です。私も履いてましたが、靴下のかかとがすぐに破れるのです。コンバースが欲しくなり、三宮の高架下商店街を探しました。さすがに「履きだおれのまち神戸」です。数軒の店にコンバースは置いていました。元町駅を境に東の三ノ宮駅まで三宮高架下商店街、西の神戸駅まで元町高架下商店街です。元町高架下商店街を入ってすぐの所に「サツキ」という店がありました。今まで観てきたコンバースと違うモデルのスニーカーが店頭に並んでいました。値段を聞いてみると6800円だと店の兄さんは言うのです。「なんでコレこんなに高いん?」と尋ねると、「これはオールスターという最高級モデルで、他店にあるのはコーチいう廉価モデルの安もんや!」と説明してくれました。なるほど、オールスターは、めちゃオーラがありカッコイイよかったんです。兄さんは自慢げに「オールスターはうちでしか買えへんで!」もちろん私は即決でグリーン色のコンバースをゲットしました。

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