モアバ・バレー [113]

渓谷で危機一髪! [110] の続きです。40年近く前の話を書いていますので、地図を見ながらサンタモニカから現在地までルートのおさらいをしました。私はサンタモニカからサンバナディーノへ、そしてルート15(モハビ・フリーウェイ)でラスベガスへ行きました。フォルクスワーゲンのアクセル・ワイヤーが切れた地点がグランド・キャニオンのそばのモアバ・バレーだったみたいです。 シェリフ(保安官)のパトカーが我々の前から消え去ってから、私は白いワーゲンの男性に話しかけました。「昨日のバーストあたりから一緒でしたね」白いワーゲンに乗った男性:「そうだね、ワーゲンは君と私の2台だけだったから覚えているよ。僕はサンディエゴからカンサスシティへ向かってるんだけど、君は?」「私はサンタモニカからなんですが、目的地はボストンなんです」白いワーゲンに乗った男性「そうなんだね、アメリカ大陸横断するのかい? 」と微笑みながらリア・エンジンの中をのぞき込みました。「Oh, Yeah! ! 君はラッキーだよ、アクセルワイヤーは車体の途中で切れてなくて、リア・エンジン内で切れてるから、何かでアクセルワイヤーとエンジンを繋げれば走れるよ」そう私に告げると、男性は自分の白いワーゲンの方へ向かいました。車の中からペーパー・クリップを持って来て、「これで繋ごう!」と言いました。男性が持ってきたクリップとは、紙を挟む3cmほどのペーパー・クリップです。私は内心「こんなので大丈夫なの?」と少々不安でしたが…

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