生まれてから小学校を卒業する迄、現在の神戸市営地下鉄大倉山駅のそばに住んでいました。当時(1960年代)は市電が走っていて、東は王子動物園、西は須磨水族館までよく行きました。近所に宇治川商店街があり、その通りに新栄座という映画館がありました。映画の封切り後、1年ぐらい経ったものが二本立てで、入場料が小人100円でした。「ガメラ・シリーズ」、「ゴジラ・シリーズ」「大巨獣ガッパ」「黄金バッド」「大魔神シリーズ」「大忍術映画 ワタリ」「サイボーグ009シリーズ」「若大将シリーズ」「クレージー・キャッツ・シリーズ」の映画等を観ました。特に音楽が耳に残っているのが、黛ジュンの映画です。劇中に彼女が大ヒット曲の「天使の誘惑」を歌っていました。
※新栄座の跡地は、現在「スーパー ヒロタ」として営業しています。