New York Pop [215]

イラストレーター小林泰彦さんの本「イラスト・ルポの時代」に「20万人が参加したニューヨーク・ポップ アメリカのロック・フェスティバル事情」という記事があります。1970年のニューヨークの陸上競技場で7月17日(金)、18日(土)、19日(日)の3日間開催された野外フェスティバルなんですが、上の写真がフェスティバルのチラシですが出演者がすごいです。7月19日の出演者名が黒で塗りつぶされていてSLYと書かれていますが、ジョー・コッカーが出演予定だったみたいです。かわりにスライ・アンド・ファミリー・ストーンに変更になりましたが、彼らもドタキャンだったようです。7月17日のジミ・ヘンドリックのエクスペリエンスも興味がありますけど、私が観に行くのなら、18日のトニー・ウイリアムスのライフタイムです。共演者がエリック・クラプトン、ジャック・ブルースになんとスペシャル・ゲストがマイルス・ディビスです。ライフタイムの楽器編成はトニー・ウィリアムスがドラム、ジョン・マグラグリンがギター、ラリー・ヤングがオルガンなので、エリック・クラプトンが入るとツィンギターになります。ジャック・ブルースがベースで入るとジンジャーベイカーを除く残り2人のクリームのメンバーが共演することになります。そこにトランペットのジャズ界の帝王マイルス・ディビスです。夢のオールスターグループですが… しかし、今までにそのような話を聞いた事がありませんでした。それもそのはず本の記事によりますと、前日のジミ・ヘンドリックに予定以上の巨額のギャラを支払わされたので、エリック・クラプトン以下、あとの出演予定者は全員キャンセルになったという何ともアメリカらしいオチでした。

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