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U2 スペシャルエディション [677]

iPodクラッシック5世代の限定モデルでありますU2スペシャルエディションを入手しました。U2はバンド名だけを知っていましたが曲をまったく聴いたことはありません。 しかしiPod愛好家としては以前からU2スペシャルエディションの存在は知っておりましたが、オークションでも高価で取引きされており(デッドストックで40万円超えのものもあります) 、取り合い状態でもあり、なかなか落札することができませんでした。それに状態の良いものは皆無でした。 私がiPodを使いはじめた10年前には、U2スペシャルエディション・ルックに改造する粗悪な外観キットも販売されておりました。やはり、私はオリジナルにこだわりますので、私はU2スペシャルエディションの入手を見送っていました。

フロントパネル : 左がU2スペシャルエディションで右が標準モデルです。 違いは、U2スペシャルエディションのクイックホィールが赤色で標準モデルが黒色です。

リアパネル : 左のU2スペシャルエディションはステンレス製で黒色に塗装されていて、U2メンバーのサインがしてあります。右が標準モデルでステンレス製で鏡面仕上げしてあります。

ある深夜にオークションサイトを見てみるとなんとU2スペシャルエディションが今まさに出品されたばかりでした。 それも今までに見た中でもかなり状態の良いものであり、またオリジナルの箱まで全ての備品まで揃っていました。もちろん私はすかさず即決で落札しました。 翌日、出品者から「配送しようと商品を最終確認したら、クリックホィールのセンターボタンを押すと固いのです」との連絡がありました。 私は「固くても操作できれば大丈夫です」と返事しました。 「操作はできる」との返事がありましたので、送ってもらうことにしました。数日後、待望のU2スペシャルエディションは届きましたが、センターボタンはかろうじて操作できますが、陥没していて、すぐに反応しなくなるような状態でした。 私が所有しているiPodの中でも一台が同じような症状で動かなくなっていました。 iPodクラッシック5世代は20年前のものであり、各部品の劣化も進んでいますし、私の目も老眼が進んでおり、細かい作業は大変難しい状態です。iPodを壊すのを恐れてバッテリーの交換以外はできるだけ分解作業はやらないようにしておりました。 外装だけをU2エディションを使って、中の部品を所有している5.5世代のiPodの部品を移植するのが一番簡単な方法です。 でもせっかく手に入れた限定モデルのオリジナルU2スペシャルエディションを改造することなく現状の状態で完動品にしたい衝動にかられました。 それで意を決してU2スペシャルエディションを分解修理することしたのです。貴重なU2エディションを壊してしまえば元もこうも無いので、予行演習として、まず所有しているセンターボタンが故障している5.5世代のiPodを分解修理しました。 難なく簡単に修理できました。

センターボタンの修理は、金色のボタンの上に貼り付けてある丸型のラバーがセンターからズレているのを真ん中に戻してあげるだけの簡単な作業でした。

    次に、いよいよU2スペシャルエディションの修理に取り掛かることにしました。 センターボタンの修理は簡単にできました。何度も分解修理するのは大変なので、 ついでに新しいバッテリーに交換しておきました。 スイッチをオンにすると iPodのモニターに「コンピュータに繋いで復元してください」との指示があり、パソコンを使ってiPodのフォーマットや復元作業をやりましたが、何度も同じエラーが出ました。 もしかしたらハードドライブの故障かも? 予備のハードドライブはありませんでした。 その後、時間はかかりましたが、オークションでハードドライブを落札して送ってもらって、ハードドライブを交換すると… やりました! 完動品に修復できました。 また、自分のiPod修理のスキルアップにもなり、iPod5世代のスペシャリストとしての自信もつきました。 あと10年使ってヴィンテージiPodの域まで極めようと思います。

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