カッコイイもの 16 [269] の続きです。 カッコイイもの ➓ [263]、 カッコイイもの 11 [264]、 カッコイイもの 12 [265] で詳しく書きましたが、オリジナルとは何ひとつ欠けたら生まれることがなかった究極のカッコイイものなのです。 いくらブランド名が同じでも現在作られる製品は、オリジナルが作られた時代とは生産環境がまったく異なるのです。 極端な場合、他社にブランドが買収されていたりする場合があります。 そうなるとブランドポリシーがまったく異なるし、その上で生産される商品は別ものになりえるのです。 今回の英国ブランドの靴の購入でつくづくオリジナルを経験しておかねばならない重要性を再確認しました。 ここで音楽に置き換えて考えてみますと、アメリカのギターブランド 『 Fender 』について書きます。 私がエレキギターを初めて買ってもらったのは、中学生だった1973年です。 そのギターは、フェンダー社の製品をコピーした日本製の『 Fresher 』というブランドのものでした。 それから本物のオリジナル 『 Fender 』を購入するのですが (詳しくは過去の記事をお読みください)、当時は今みたいに 『 Fender USA 』『 Fender Japan 』 『 Fender Mexico 』など存在しませんから、『 Fender 』と言えばアメリカ製のオリジナルしかありませんでした。 高校一年生で本物のオリジナルを手に入れましたので、その時代からオリジナルの音を聴いてきていますので、音の良し悪しは判断できると思います。
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