海辺の街で生活していて、ふと閃いたことを書いていきます

神戸猫物語 GW [669]

ゴールデンウィークに入りましたが、いつもと変わらない生活をしています。 今日はいつもより1時間ほど早く公園の猫ちゃんに会いに行きました。最初にクロちゃんが生活しているあたりに行き、ドライフードが入ったケースをマラカスのように振って音を出して「クロちゃ〜ん」と呼びます。 クロちゃんは現れなかったので、白黒のハチワレちゃんの生活している場所へ向かいました。 向かう途中に天国のおにいちゃんに話しかけました。「クロはどこへ行ってしまったんやろか? 今日はいつもより少し早く来たからクロちゃんに会えなかったけど、ハチワレちゃんは居るかな?」 そして、来た道を振り返ったらクロちゃんが小さく見えました。 すかさずクロちゃんの方へ駆け戻りました。「クロちゃん、出てきてくれたんや。 もう少し待っててあげたらよかったね」とドライフードをあげました。 食べ終わったので、クロちゃんを撫でてあげるとクロちゃんが手で私の手を祓いました。 その時にクロちゃんの爪が私の人差し指に刺さり、血が滲んできました。 怪我は大したことがなかったので、そのままハチワレちゃんの暮らす場所へ向かいました。

白黒のハチワレちゃん

ハチワレちゃんもまだ時間が早いせいなのかいつもの場所にいませんでした。 また後でもう一度公園に戻って来ようと思い、ひとまず帰宅することにしました。帰り道でクロちゃんに再会しました。 いつもいる場所よりかなり遠くまで来ていました。 私を引っ掻いて怪我をさせたことを気にしているのかなと思いました。「クロちゃん、気にしなくていいよ。 」とクロちゃんに言ってあげました。 そうするとクロちゃんは、私が一度も行ったことのない場所へ歩いて行きました。

ブロック塀の向こうには黒猫の頭が見えています。

後を追いかけるとクロちゃんの向かった先には黒猫がいました。

な、な、なんとクロがいるではないですか! 69日ぶりに帰って来たのです。 天国のおにいちゃんが、クロちゃんを使って私をクロの所へ誘導してくれたのです。どうして誰も来ない場所にいるのだろうか? 久し振りに見るクロは少し元気がなさそうでした。

すぐさまドライフードを食べさせてあげました。

クロがドライフードを食べている動画です。

餌が無くなったので、家に一度戻って、水と餌を持ってクロのところへ戻って来ました。 お腹空いていたのでしょう。 たくさん食べてくれました。それからクロは排水溝の中へ消えて行きました。

クロがいなくなってから「クロは高齢猫だし、今度は帰ってくることはないだろう」と公園に餌を与えにくる女性の方はおっしゃっていました。 私も今回は長期間だったし、保護猫団体の人が罠を仕掛けて、ハチワレちゃんを捕まえて去勢手術をしたのをクロは目撃していました。それからクロはいなくなったので、もうクロが帰って来ることはないだろうと思っていました。 またまた奇跡が起きたので、私はめちゃくちゃ嬉しくて特別なゴールデンウィークになりました。

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