スタッフを知ったのは、高校3年生(1977年)の時に友人が「スタッフの来日公演を観に行く」と言った時でした。 それから2年の歳月が流れて、ロサンゼルスのサンセット通りにあるタワーレコードへ行った時にスタッフのレコードを見つけました。 アルバムジャケットの表面にStuffのロゴマークが印刷されていたのですが、裏面を見ると黒人の厳つい人達と白人の髭もじゃの人と好青年らしき人の写真でした。 いったいどんな音楽を演っているのだろうか? 興味深々で買って帰りました。 家でレコードに針を落とした瞬間からスタッフの奏でるニューヨーククロスオーバーサウンドの虜になるのです。 アルバムクレジットを見るとギターがEric GaleとCornell Dupree、ベースがGordon Edwards、ドラムスがSteve GaddとChris Parker、キーボードがRichard Teeというニューヨークのスタジオミュージシャンの集まりでした。 ほとんどが渡辺貞夫さんのアルバムとかに参加しているミュージシャンではないですか! あらためで高校時代の友人は音楽の先端をいっていたんだなぁと思い知らされました。
写真は、キーボードのリチャードティーの追悼アルバムです。 Stuffがチョコレートになりました。 私にとってStuffはチョコレートみたいな存在です。 キーボードがJames Allen Smithが担当していますが、リチャードティーを彷彿させる演奏です。